☆週末いろいろなイベントに参加しました。
2日,土曜日は,西区啓発大会でした。子どもたちを犯罪から守る活動の報告がありました。
三篠小学校 で開催されました。その中で,西警察署長が「万引き」について話されました。
「万引き」には一般的な発展法則があるということです。
保護者の方にとってもずいぶんと役に立つ情報です。私の経験も含めて紹介します。
☆初めは,本当の出来心で「欲しいもの」を盗みます。
消しゴムとか,シャープペンシルとかです。
これが第1段階です。多くの子は,1,2回やって止めるようになります。
この頃に発見され,強く叱られれば,二度としなくなります。
しかし,「万引き」に成功した子の何割かは,その後も続けるようになります。
次第に「万引き」した品物が身近にあふれてきます。そこで,友だちにあげるようになります。
これが第2段階です。「万引き」を発見して指導する唯一最大のチャンスはこの時期です。
母親が,見覚えのない品物がどんどん増えている状況に気付きます。
「友だちからもらった。」ということで,
お礼の電話をかけることによって発見できる場合があります。
学校でも,持って来てはいけない物を持ち込んでくる子に気付き,発見することもまれにあります。
この時期に発見すれば,まだ間に合います。
「万引き」した子どもを真剣に叱る。親が一緒にお店に謝りに行く。
子どもの小遣いからきちんと弁償をさせる。
そのように対処することで,子どもは二度としなくなります。
しかし,この時期を逃がすと指導は難しく,発見されにくくなってきます。
グループをつくって自分は命令を出す側になります。換金できるものを選び盗むようになります。
お金を盗むようになります。
これが第3段階です。どんどん悪質化していきます。
☆「万引き」は,明らかに「窃盗罪」という犯罪です。
子ども達を犯罪から守る学校,家庭,地域でありたいと改めて思いました。
☆夏休み前の13日(水)3校時に「防犯教室」を行います。
また,来年は,観音小学校が啓発大会の会場校です。
その際には,ご協力をお願いいたします。
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